アイコンメントールとアルコールの皮膚への影響



育毛に対するメントールとアルコールの有効性と害


酒の画像

育毛剤やシャンプーに含まれている、 メントールとアルコール。
その有効性については、なんとなく理解していましたが
頭皮に対し何らかのダメージがある
という部分については実際のところ
「もやっと」した部分が多いのが実情。

そこで今回はその辺をスッキリさせるために、詳しく調べることにしました。

メントールもアルコールも経口摂取(食べること)も可能なので、そちら側の頭皮、髪への影響と、 塗布することによる影響と合わせて、良い影響と悪い影響と記載していこうと思います。



アイコンメントールの効果(塗布した場合)


メントールには植物から抽出した天然のものと、人工的に合成した合成品があります。
シャンプー、育毛剤に配合されているのは、ほとんどが合成品です。
しかし、 だからといってその性質は天然のものとほとんど同じなので違いを気にする必要はないと思われます。

気になる育毛に対する効能ですが

  • 鎮静効果によるかゆみ防止
  • 肌の引き締め効果
  • 高い抗菌作用
  • 血管拡張

など、特に頭皮に悪影響はなく、むしろ好影響のようです
(あくまで一般の健康な頭皮に対し)



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アイコンメントールの効果(経口摂取した場合)


タバコ画像

経口摂取の場合の効能は

  • 口臭、体臭を防ぐ
  • 頭痛の緩和
  • 眠気覚まし
  • 清涼感による気分転換

などになり、こちらも好影響のように思われます。

しかし、良いことばかりではありません。
メントールによる直接の害があるというわけではありませんが、よく言われるのは
メントール入りのタバコについて
「メントール入りのタバコを吸う方が入っていないものに比べて、ニコチンに対する依存度が強い」ということです。


あるアメリカのデータでは禁煙する際にもメントール入りのタバコを吸っていた人の方が、禁煙の成功率が低いということが分かっています。

体感的に、私が昔タバコを吸っていたころは、メンソールのタバコの方が、吸っていて頭が痛くなりやすいように感じていましたが、 如何なものですかね?

今では育毛のためを思い禁煙を決意し、なんとか成功していますが、それでもメントール入りのタバコを想像すると、刷り込みなのか少し頭が痛くなる錯覚を覚えます。

ちなみに今メントールとメンソールと出てきましたが、これらは発音が違うだけで、同じものです。



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アイコンアルコールの効果(塗布した場合)


基本的に育毛剤の中に含まれているアルコールの効果は

  • 血管拡張
  • 保存料のかわり
  • 脂質の溶解

などでしょう。
塗布する場合、アルコールは基本的に揮発するスピードが速い為、効果は持続しません。



アイコンアルコールの効果(経口摂取した場合)


お酒画像

飲みすぎたら体に悪い、ということは周知の事実だと省略し、髪への影響のみ簡単にその害を説明致します。

まずアルコールを摂取すると、そのアルコールは胃で20%、腸で80%が吸収されます。
吸収されたアルコールは血液に入り、肝臓に送られます。 肝臓に運ばれたアルコールは、アルコール脱水素酵素(ADH)の働きでアセトアルデヒドに分解され、 さらにアセトアルデヒドはアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きで酢酸に分解され、 酢酸はアセチルCoA合成酵素の働きなどを経て水と二酸化炭素に分解されます。


その分解の過程で、髪を作る為の成分であるシステインというアミノ酸が使用され、 飲めば飲むほど使用されるので、システインが不足してしまい、 髪を作る過程での障害となるわけです。

逆に良い効果を記載します。
(あくまで適量摂取1日平均純アルコールにして約20g程度が条件)

お酒画像
  • 血管拡張
  • 食欲増進
  • ストレス発散
  • 心臓病などの循環器系の疾患予防

の効果があると言われています。


(注)5.5%の350mlビールのアルコール量は19.25gです。


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育毛におけるメントールとアルコールの害とは?



アイコンアルコールによる悪影響


お酒画像

ここまでは良い効果に偏って見てきましたので、 逆の視点から、身近な問題を例としてアルコールの有害性について考えてみましょう。

まず考えていただきたいのは
「なぜアルコールで消毒できるのか?」
「アルコールでなぜ菌が死ぬのか?」
ということです。

その理由は

  • 細胞膜の脂質を溶かし出す。
  • タンパク質を変性させ、構造を変化させて機能を失わせる。
  • エタノールは細胞内部に入るとすぐに揮発して蒸発します。 この時、細胞内部の他の液体も一緒に蒸発するので細胞内部がカラカラに乾燥させられ、それがダメージになる(脱水作用)

健康で傷んでいない皮膚に対してなら、皮膚のバリア機能により、 このアルコールの効果は内部にまで及ばないと考えていいと思われます。

しかし、傷んだ頭皮、合成界面活性剤によって、バリア機能が破壊された皮膚なら話は別です。

頭皮がこのような状態ならアルコールの影響は内部にまで及ぶでしょう。

結果、育毛剤を塗布すると、含まれるアルコールの作用によって、脂質が失われ過ぎ、水分が奪われすぎ、 毛母細胞が変性され、機能停止されてしまう可能性が十分に考えられるということです。

これによってどうなるかといいますと、次に髪が生えてこない、頭皮が荒れて炎症、かゆみ、かぶれなどという皮膚異常を引き起こします。

もちろん、アルコール濃度は製品によって違いますので、その被害の大きさも製品によって異なるでしょうが、 いずれにしても購入の際はいかにアルコール濃度が低く、 頭皮にリスクを負わせない育毛剤であるか、ということが非常に重要になります。



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アイコンメントールとアルコールの害を考える為に接触性皮膚炎を知る


ここまで直接的な皮膚へのダメージを見てきましたが、 性質の異なるダメージについて考える為に、以下厚生労働省の資料を見てみましょう。

以下は厚生労働省の
「重篤副作用疾患別対応マニュアル薬剤による接触皮膚炎」より一部引用です

1.接触皮膚炎とは?
接触皮膚炎は「かぶれ」と一般によばれています。これは外から皮膚についた化学物質が原因となって、 皮膚に痒かゆみや痛みを起こさせ、赤くなる、腫はれる、ぶつぶつがでる、 ただれるなどの炎症をおこす病気です。
かぶれには、刺激性接触皮膚炎とアレルギ ー性接触皮膚炎があります。そして、ついた化学物質に光があたってはじめてかぶれる、 光ひかり毒性どくせい接触皮膚炎と光アレルギー性接触皮膚炎があります。
(1) 刺激性接触皮膚炎は、刺激をおこす化学物質が濃い濃度で皮膚に付くと、 だれにでも症状がでます。その原因は、化学物質が皮膚の細胞の膜を障害したり、 代謝を障害したりして皮膚を傷めてしまうからです。
原液を薄めて使う消毒薬の濃度が濃すぎる場合、 傷のあるところへアルコール基剤のしみる塗り薬を使った場合、 乾燥症状の強い皮膚にローションやクリーム基剤の塗り薬を塗った場合などによくみられます。

上記引用部分から何を考えるべきかと言いますと、 メントールもアルコールも接触性皮膚炎を引き起こす可能性が十分にあるということです。
メントールに対しては、湿布やリップクリームなどで引き起こされる可能性が高いので、 イメージしやすいのではないでしょうか。

基本的に多種の薬剤が含有されているほど、かぶれ(湿疹)を起こす可能性が高まります。

若干考え方が強引かもしれませんが、この考え方でいうと、特に肌が弱い人にとっては、有効成分が多種配合されているからと言って、 それが必ずしも、良い影響だけではないかもしれないということです。
とくに、塗布した際に炎症が見られたりしたときは、その辺のことも疑うべきでしょう。

また育毛剤に関しては、長く使っているから問題はない!大丈夫!と思っている方が多いですが、 かぶれは使っている間にアレルギーが形成されて起こりますので、 皮膚に痒みや紅み出ているようでしたら、かぶれている可能性があります。
その場合は状況によって、使用を見合わせる方が賢明でしょう。

ちなみに、私もこの蓄積されたアレルギーの影響?か分かりませんが、ある日 突然それまで使用していた育毛剤のヒリツキがひどくて、それ以来使用出来なくなったという経験があります。



結論として


ここまでざっと見てきましたが、ここまでの内容は育毛剤を使用する際、 非常に重要なことになります。

今回のもともとのテーマである
「メントールとアルコールによって引き起こされる、なにかしらのダメージとは?」
ということの、もやっとしていた部分の答えとしても
接触性皮膚炎、とくに多種の成分、高濃度によって引き起こされるものと、アレルギー性のもの
あるいは、傷んだ皮膚、合成界面活性剤によってバリア機能が破壊された皮膚、の内部細胞に対する直接的なアルコールの性質によるダメージ
これらではないかと考えられます。

誰しも、頭皮に良い物というイメージで育毛剤を使用していると思うのですが、 成分含有数、濃度など慎重になるべきところもあるということですね。

メントールに対してはそこまでデリケートになる必要もなさそうですが、 他の成分との絡みでは、かぶれを引き起こす要因にも十分なり得るということも、頭の片隅に覚えておきましょう。



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